Scan10001<日本農業新聞より> 秋田市の勤務先のテレビで観戦した大山等さん (51)。同校が第66回大会 (1984年) に出場し、ベスト4入りを果たした中心メンバーだ。卒業後の現在、農家として水稲を栽培する傍ら、同県立栗田支援学校で農業実習助手を務める。34年前は準決勝まで勝ち進み、当時最強を誇った桑田真澄清原和博両氏を擁するPL学園と激突。大山さんは初回、桑田氏を強襲する内野安打を放ち、その後、先制のホームを踏んだ。試合は7回までリードするも8回に桑田氏の逆転2ランを浴び、2-3で惜敗した。大山さんはこの日、ナインの一挙手一投足に熱い視線を送り続けた。試合終了後、テレビに映し出される金農ナインとともに悲願だった校歌を歌った。「甲子園での校歌は何度歌ってもいいものだ。このまま 『金農旋風』 を巻き起こし、34年前のベスト4を塗り替えてほしい」。あと一歩で破れ、成し遂げられなかった決勝進出の “夢” を現役世代に託した。【2011.12.16】スポーツ誌の 「高校野球心に残る名勝負・名場面大アンケート」 でも取り上げられている秋田県民周知の試合。その(寸評)は、初陣金足農に土壇場まで追い詰められたPL学園が8回桑田の逆転2ランで劇的勝利。<金足農業高校登録選手>[投]水沢博文(3、秋田北)、[捕]○長谷川寿(3、五城目一)、[一]鈴木善久(3、五城目一)、[二]佐藤俊樹(3、船川)、[三]大山等(3、琴丘)、[遊]工藤浩孝(3、八郎潟)、[左]原田好二(2、船川)、[中]斎藤一広(3、雄和)、[右]柏谷安彦(3、秋田北)、半田英生(3、井川)、佐藤学(3、天王)、加賀谷宏基(3、男鹿東)、安田徹(2、男鹿東)、伊藤仁(3、船川)、山崎里史(3、下浜)、浅野和幸(3、井川)、小玉勇樹(2、五城目一)、[監]嶋崎久美。